先日、ホームページ制作の依頼があり、打合せを行ってきました。
打合せ後、制作料金の確認のため見積もりをもって伺い、先方の了解を得て作業を開始することに決まりました。
数日後、そのお客様より連絡があり「キャンセルして欲しい」とのことでした。
理由をお伺いすると、「知人でタダで作ってくれるヒトがいる」とのことで、思うところは多かったのですが、まだそれほど作業をすすめていなかったため、キャンセルを受付しました。
さらに数日後、その”タダでサイトをつくれる方”のサイトを拝見する機会があったのですが、圧巻です。
言葉は悪いですが、まさに被害サイトの典型です。(笑)
このタダで作ってもらった方は今後、反響のないサイトに「インターネットは稼ぎにならない」と勘違いされ、その風評をいいふらすことでしょう(笑
稼ぐにはある程度のリスク(投資)が必要です。
タダという魅力に負けて、もっとも大切な目的である『 見る側のことを考えてwebを公開する 』ということを忘れてはいけません。
相手のことを考えて、使いやすい、見やすいサイトを制作するのは当たり前です。その為には独学による自分の時間か投資として資金が必要になるのは必然です。
先人には学ぶことが多すぎます。「タダほど高いものはない」とは良くできた格言ですね。