Den Fujitaの商法に学ぶ

最近、日本マクドナルド創業者のDen Fujita氏のビジネス本を読みあさっている。

驚くことに30年以上前に書かれた内容であるものの、

現在にマッチした部分も多くその先見性に驚く。

しかし逆の見方をすれば経営は「不変の本質」と、「手法による変化対応術」に大別されるのではと感じた。

不変の本質とは、時代が変わろうとお客様に対する接客やサービス提供の本質、時間の考え方がこれにあたる。

手法による変化対応術は時代にあった集客方法のことで、ときにはマス、TV、ラジオが有効だったり
現代であればネットやケータイ対応がこれにあたる。

Fujita氏は当時から既に新しい異文化提供というよりは、「時間」を売っていた。

自動化による提供コストの徹底した削減や、データに基づく最小限の損失試算。
さらにはラジオやテレビといった媒体ごとの宣伝方法など、多くの考え方が今の経営にも十二分に役立つものになっている。

感性を刺激するだけではなく、ストレートな表現も心地よい人物である。

素晴らしいでは表現できないほど魅力に満ちあふれた方が
後世にも「本」という媒体を通じ明るい未来に貢献していることにも大感謝である。

君を目指して生きてきた

住みやすいのか住みにくい世の中になったかはわからないが

情報がとりやすい時代にはなってきた。

例えば学生時代の友人。

卒業以来15年もあったことがなかったのに、ツイッターやfacebookを通して
”いま”何をやっているかがわかったり。

私が今、会社を経営しているのには学生時代に出会った一人の”彼”の存在。

”彼”は優秀かつユーモアもあり、
好きなバンドやバスケも徹底してトレーニングに励む性格。

彼とは1年生時に寮で出会い、その魅力を痛感。
正直、近いようで真逆の存在。

さらには圧倒的に差をつけられた読書量。
すでに千冊以上のビジネス本を読んでいて、世の中のこと社会のこと、
卒業してからのことを視野にいれていたのだろうか。

表現やコメント、選ぶ言葉に幅があり、その文才をも感じ取れた。

”彼”は卒業後、1年だけサラリーマン生活をし、
21歳の時に独立したとのウワサを耳にした。

その時のわたしは公務員勤務の時で辞めるひとつのきっかけになったかもしれない。

そんな”彼”をひょんなことからfacebookで見つけた。

現在は当時の会社とは違う新会社を立ち上げていた。

ツイッターでは新しい会社への期待と不安、両面をぶつけていた。

共通の知人は、”彼”の会社を退社したのか大手企業に就職していた。

既に10年以上連絡をとっていなかったが、
”彼”持ち前の知識とコミュニケーション力で素晴らしいビジネスを上手にまわし、
スタッフや家庭さえもうまくいっていると勝手に想像していたが、
ツイッターを見る限りでは、自分への激励の言葉が続き
経営者によくある”重要な決断のさなか”に立っているような気がした。

経営者は孤独。

私は君を目指して会社を興し、小さな一歩だけど歩み始めている。
どんな失敗や成功を繰り返してきたのか全く分からないが、
孤独の中での東京挑戦、本当にしんどい時の苦しみ、
続けて仕事をしていきたい仲間達との別れなど、
数え切れないほどの壁や経験をしてきたのだろう。

いつか、いつの日にか苦労話をつまみに語りたいものだ。

いつまでも最高の模範でいてほしい。