それぞれの故郷を守る子ども達へ

36歳になり、故郷を振り返ってみる。

多くの大人たちによる表に出ない努力の積み重ねによって、無事に育つことが出来た。

今思うと、あんな行事やイベントがあったのも

多くの大人たちが仕事以外の時間を費やして、地域社会を守っていたんだなあと痛感。
 
守られる側には気が付きにくい。

ただ守る側は、見返りが欲しいわけでもなくただただ次世代の子供達のために
その人生を投資してくれたのだろう。
 
よく2020年、2040年とニュースで流れる度に
まだまだずっっと先の話として、ひとごととして捉えてきた。

だが現実は2020年はわずか6年後、2040年でもたった26年後である。

今年生まれた子どもなら26歳。僕は62歳。今日の両親の年齢にさえたどり着いていない。

どんな地域になっているんだろう。どんな社会になっているんだろう。

大きな不安があるのは事実だが、世の中に流され過ごしていただけでは
確実に”不幸な未来”がやってくる。

62歳になって、30代の自分が、40代の自分が地域に還元できることを
確実に積み重ねていこう。

これから社会へ育っていく子ども達へ。

大人たちが築いてきた社会は、優しくも不自由さや理不尽な場合もある。
ただその時の受け止め方で人生が大きく変わる。

強く反発する人生か、
それとも現状を受け止め解決するためにはどんなプロセスが必要かを考える人生か。

自分だったらどんな故郷に住み続けたい?

他力本願の依存心が強いふるさとか?
あらゆる課題を選択肢を増やし解決していく自立心であふれるふるさとか?

「いつか」は訪れない。
「いま」から信じた道を歩んで欲しい。

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