最近、日本マクドナルド創業者のDen Fujita氏のビジネス本を読みあさっている。
驚くことに30年以上前に書かれた内容であるものの、
現在にマッチした部分も多くその先見性に驚く。
しかし逆の見方をすれば経営は「不変の本質」と、「手法による変化対応術」に大別されるのではと感じた。
不変の本質とは、時代が変わろうとお客様に対する接客やサービス提供の本質、時間の考え方がこれにあたる。
手法による変化対応術は時代にあった集客方法のことで、ときにはマス、TV、ラジオが有効だったり
現代であればネットやケータイ対応がこれにあたる。
Fujita氏は当時から既に新しい異文化提供というよりは、「時間」を売っていた。
自動化による提供コストの徹底した削減や、データに基づく最小限の損失試算。
さらにはラジオやテレビといった媒体ごとの宣伝方法など、多くの考え方が今の経営にも十二分に役立つものになっている。
感性を刺激するだけではなく、ストレートな表現も心地よい人物である。
素晴らしいでは表現できないほど魅力に満ちあふれた方が
後世にも「本」という媒体を通じ明るい未来に貢献していることにも大感謝である。